建設業の小規模事業者持続化補助金|対象経費と申請ポイント
建設資金繰りナレッジ資金計画

建設業の持続化補助金|第20回の日程・対象経費・申請の準備

建設業の小規模事業者持続化補助金を第20回公募要領で確認。申請日程、販路開拓の対象経費、ウェブサイト関連費の注意点、計画書と立替資金の準備を解説します。

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与謝君惠

代表取締役

公開日
更新日

小規模事業者持続化補助金は、経営計画に基づく販路開拓等を支援する制度です。建設業では新しい顧客層への工事サービスの提案などを検討できますが、通常の運転資金を自由に補填する制度ではありません。本記事は2026年9月25日時点の第20回公募要領・第8版をもとに整理しています。

第20回の申請日程を確認する

手続き

公表されている予定

申請受付開始

2026年11月5日

事業支援計画書(様式4)発行の受付締切

2026年12月4日

申請受付締切

2026年12月15日17時

確認日時点では申請受付開始前です。予定変更や資料の追加があるため、商工会議所地区の公式サイト、または商工会地区の公式サイトで最新情報を確認してください。様式4の受付は申請締切より早いため、先に地域の支援窓口へ相談します。

建設業者が確認する対象要件

建設業は通常「製造業その他」の区分で、常時使用する従業員数20人以下が小規模事業者の基準です。ただし、実際の業態による判定や従業員の数え方、他の対象要件・除外条件も確認が必要です。一人親方や小規模法人であることだけで採択が決まるわけではありません。

一般型通常枠は、基本の補助上限50万円、補助率3分の2で、特例には別要件があります。申請額の上限と、実際に支払われる金額は同じとは限りません。対象経費、審査、実績報告等に基づき判断されます。

対象経費は販路開拓の目的と結び付ける

検討する取組の例

確認する経費区分

計画で明らかにすること

新しい工事サービスを地域に案内する

広報費

誰に何を伝え、どの問い合わせにつなげるか

施工提案や集客のためのサイトを整備する

ウェブサイト関連費

対象顧客、内容、導線、公開・運用の時期

住宅・リフォーム等の商談機会に出展する

展示会等出展費等

出展目的、対象顧客、商談後の対応

新サービス提供に必要な機材を導入する

機械装置等費等

通常の更新との違いと販路開拓への必要性

上表は検討例で、対象経費としての承認を保証するものではありません。第20回要領では広報費・ウェブサイト関連費はそれぞれ単独での申請ができず、それぞれの補助金交付申請額の上限は30万円(税込)です。過去回の割合上限等をそのまま当てはめず、現行要領を確認してください。

建設業の計画書は受注までの流れを具体化する

例えば「地域の戸建て所有者に断熱改修を提案する」という仮定なら、対象地域、既存の施工実績、顧客の困りごと、提案内容、問い合わせから現地調査・見積もりまでの対応を整理します。単に「ホームページを作って売上を伸ばす」と書くより、実施内容と経費の必要性を説明できます。

  • 現状:問い合わせ件数、見積提出、受注件数を自社の実数で確認する。
  • 課題:認知不足、提案資料不足、対応の遅れ等を具体化する。
  • 取組:何をいつまでに整備し、誰が運用するかを決める。
  • 成果:問い合わせ・見積・受注の目標と測定方法を置く。根拠のない増収を作らない。

採択後の立替資金まで準備する

採択と交付決定は別の段階です。原則として交付決定後に事業を開始し、支出と実績報告等を経て補助金を受け取ります。契約・発注の開始条件は必ず要領で確認してください。見積書、発注・納品・請求・支払の証拠を対応させて保管します。

仮に対象事業の支払いが75万円、後日の補助金を50万円と見込む計画でも、先に75万円を支払える資金が必要です。減額・不採択や入金遅延の場合も計算します。資金管理は運転資金の考え方、他制度は建設業の補助金一覧を参照してください。

参考資料・確認日

公表資料の確認日:2026年9月25日。制度の利用可否や手続きは各公式窓口で最新の条件をご確認ください。